昨日のVRに続き、ARも気になったのでまとめてみました。
AR(拡張現実)とは?
ARはAugmented Realityの略で、「拡張現実」を意味する言葉です。
「拡張現実」という言葉のとおり、ARは「現実の世界を広げる」もので、現実の空間に情報や絵を加える技術です。
スマートフォンのカメラで映した映像や写真に、GPSを利用したデータやキャラクターのCGを重なるようにして表示するものが、事例としては一般的です。
ARはデバイス、もしくはプラットフォームがあれば視聴できるので、VRコンテンツの視聴になくてはならないヘッドマウントディスプレイ(HMD)は、必ずしも必要ありません。
ARに関連する身近な事例の1つに、ポケモンGOが挙げられます。
ポケモンGOは、ARモードを搭載したスマートフォン位置情報ゲームアプリとして世界的に人気を呼んでいます。
ポケモンGOのARモードは、ポケモンを捕獲する場面やジムバトルで使用可能です。
オンにすると、実空間を背景にポケモンを捕まえたり、6匹で一組のパーティを組み、ジムバトルを行うことができます。
また現実世界の地図に、ポケストップの場所やポケモンの出現情報を付加している点も同作のARの特徴です。
ARで必要な2大情報
ARは現在、スマートフォン向けのアプリ等で数多く活用されています。
ARアプリで、現実世界に画像や文字を重ねたり、現在位置に連動した挙動を実現するためには「周囲環境」と「現在位置」の2大情報の取得が重要です。
ARを用いて実空間に別の動画や画像、CG等を重ねるにあたって欠かせないのが位置合わせです。
現実の世界に画像や現在位置に応じた情報を違和感なく重ねるためには、精密な位置認識が必要となります。
また、ARアプリでは、スマートフォンなど端末の現在位置に応じて画面に情報を表示させたり、アプリの動作を変えたりすることが可能です。
惜しまれながらも2014年に全サービスが終了した、頓智ドット株式会社提供の「セカイカメラ」は、現在位置を活用したARアプリの代表例です。
「セカイカメラ」はIOS、Android上で動作し、ユーザーは端末に搭載されたカメラを通じて表示された実空間に、エアタグと呼ばれるメッセージや画像を投稿することが可能でした。
その先見性は、いまでも世界的に高く評価されています。
エアタグの表示にあたって、重要となるのがユーザーの位置情報の取得です。
「セカイカメラ」ではスマホ内蔵のGPSと電子コンパスを使い、現在位置とスマホのカメラの向きを認識し、その方角に貼付されたエアタグを画面上に重ねて表示していました。
なるほどなるほど。
VRと同様に、ARにもかなり高度な技術が使用されていて、おもしろそうですね~
どうやったら作れるんでしょうかね?
ちょっと気になったので、明日以降調べてみようと思います。
明日は、VRの作り方について調べてみようかな!