人生の豊かさは「自己定義」によって決まるのではないかと思いました。
その前に、豊かさをどう定義するかが問題だと思うのですが、まあ、ぶっちゃけ人それぞれだと思います。
なんとなく分かりますよね?笑
とりあえず、ある一時点での、自分に対する自分の定義を「自己定義」だとしましょう。
勉強できないダメな自分
たとえば、ある時「自分は勉強が全然できなくて、ダメなやつだ」と自己定義していたとしましょう。
そんな時は、「勉強できないダメな自分」だから、どうせ何をやってもうまくいかないと思ってしまいがちです。
そうなると、その人がたとえ勉強以外でいろいろな才能を持っていたとしても、自己定義が「勉強できないダメな自分」になっているので、周囲のあらゆる物事が「勉強できないダメな自分」目線でしか見れなくなります。
その時は、決して豊かな人生を送っているとはいえないでしょう。
何事もマイナスに考えるようになってしまっていると思います。
何でも実現できる自分
一方で、ある時「自分は何でもできて、やりたいことを全て実現できるやつだ」と自己定義していたとしましょう。
そんな時は、「何でも実現できる自分」だから、どうやって人生のあらゆる課題を解決してやりたいことを実現しようかとワクワクしているはずです。
そうなると、その人がたとえ様々な困難を抱えていたとしても、自己定義が「何でも実現できる自分」になっているので、周囲のあらゆる物事が「何でも実現できる自分」目線で見れるようになります。
その時は、たとえ周囲から見て様々な困難を抱えていたとしても、豊かな人生を送っているといえるのではないでしょうか。
何事もプラスに考えるようになっていると思います。
「自己定義」までの過程が重要
このように、自分で自分をいかに定義するかによって、人生の豊かさが変化しているのではないかと思ったのです。
この自己定義を決定する過程には、所属している組織からの評価が大きな影響を及ぼしていると思います。
たとえば、最初に例で挙げた「勉強できないダメな自分」という定義になるきっかけは、おそらく「学校」が影響しているのではないでしょうか。
学校のテストで良い点数をとれなかったからダメだ、受験で失敗したからダメだ、という感じですね。
逆に、後の例で挙げた「何でも実現できる自分」という定義になるきっかけは、おそらく「その人が持っている才能を生かせる組織」が影響しているのではないでしょうか。
料理教室や、友達の輪の中で料理がめっちゃ上手とか、YouTubeや友達の輪の中でトークがめっちゃ面白いとかですね。
もちろん、「その人が持っている才能を生かせる組織」は他にも色々あると思います。
これからは、「才能を生かせる組織」をいかに作って、「才能を生かせる場」を提供するかが課題になるのだなと思いました。