直接民主主義を掲げる面白い政党を見つけたので、シェアします!
「支持政党なし」党とは?
「支持政党なし」党は、2013年に結党された政治団体で、結党以降に行われた3回の国政選挙に候補者を擁立しましたが、いずれも議席の獲得には至っていません。
党の代表は佐野秀光さんという人で、主に「無党派層」とよばれる、特定の政党の支持を持たない有権者の新たな選択肢となるため、結党されたそうです。
党の公約(マニュフェスト)は?
党の公約としては、政策そのものは一切提示せず、手段としての直接民主主義を掲げています。
「有権者一人ひとりの意見を基にして、使者として議決権を行使しに行くだけ」として、党としての政策を持たずに選挙運動に取り組んでいます。
具体的には、議会における様々な議案・法案を一つずつ、インターネットなどを通して、有権者に決議に参加してもらうということを提案しています。
スマホなどの電子機器で、1億人が一つひとつの法案を自分たちで決めていくということですね。
「支持政党なし」党とは?まとめ
非常に新しくておもしろい政党ですよね。
ぼくは直接民主主義こそが究極の民主主義だと思っているので、とっても共感します。
このような直接民主主義を掲げる政党が与党になる可能性が出てくるのは、早くても10~20年後くらいだと思いますが、政治の最終ゴールはここに行きつくのではないかと思っています。
技術的には既に可能ですよね。
選挙アプリを作って、みんながインストールすれば良いだけです。
あとは、テクノロジーの恩恵を素直に許容できる人間の割合が過半数を超えればOKです。
でも、これが一番の問題ですね。
ルソーが描いていた世界が実現する日も、そう遠くはないかもしれません。
では。