史上初の米朝会談開催が決定しました。
以下、米朝会談の詳細をまとめましたのでどうぞ。
米朝首脳会談開催決定
米朝首脳会談が、6月12日にシンガポールで開催されることが、本日(6月1日)トランプ大統領によって発表されました。
トランプ氏は「会談はうまくいくだろう」と自身を示しながらも、「1回の会談で全てが成し遂げられるとは限らない」と述べ、会談が複数回開かれるとの見通しを示しました。
「プロセスが6月12日に始まる。北朝鮮と関係を構築できると思っている。お互いを知るための会談だ。」なとと説明しました。
トランプ氏は5月24日にいったん首脳会談の中止を表明していましたが、1日は「会談をキャンセルしたわけではない。」と強調しました。
また、「北朝鮮は非核化を望んでいる」とし、北朝鮮の制裁に関して「これから『最大限の圧力』という言葉は使いたくない」と述べました。
北朝鮮問題の本質は?
現職のアメリカ大統領と北朝鮮のトップが会談をするのは史上初めてです。
朝鮮戦争(1950~1953年)以来の両国の敵対関係が変わる可能性があります。
しかし、北朝鮮問題の本質は「核をどうするか」です。
北朝鮮にとって、核は自国と金正恩体制を守るために必要不可欠なものです。
核を持ったことによって、このような米朝首脳会談開催にまでこぎつけることができたと言っても過言ではないでしょう。
一方で、アメリカにとっては北朝鮮の核の廃棄が実現しない以上、自国の危機は収まらないため、経済制裁を解除することはできません。
この両国のジレンマが、いったんは米朝首脳会談中止という結果にまで至った原因とみられています。
ただ、今回はトランプ大統領が「1回の会談で全てが成し遂げられるとは限らない」と述べていることから、核に関して何らかの合意が得られなくとも、今後も複数回首脳会談が開催されることが予測できます。
「北朝鮮問題の本質」について詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ↓
<最新版>北朝鮮問題の本質とは?わかりやすく解説してみた! - にしログ
米朝首脳会談開催決定:まとめ
史上初の米朝首脳会談が開催されるということは、朝鮮問題の解決に向けて非常に良いことだと思います。
それにしても、トランプさんは凄まじいですね。
揺さぶりをかけてかけてかけまくって、北朝鮮をギリギリまで追い込んだ上で最終的に会談を開催するというこの交渉力。
見習いたいです。
さすが一流のビジネスマン。
マスメディアは相変わらずトランプ批判をしていますが、ボクは非常に優れた大統領だと思っています。
まあ、女性スキャンダルや暴言問題が国民の反感を買ってしまうのは分からなくもないですが、それらを差し引いても非常に有能だと思っています。
今後も引き続き、北朝鮮問題の動向に注目していきたいと思います。
では。