政治に興味ある人はポリテックに注目しましょう。
ポリテックとは?
ポリテックとは、ポリティクス(政治)とテクノロジー(科学技術)を掛け合わせたものです。
4月29日に開催された「ニコニコ超会議2018」の討論会で、自民党の小泉進次郎氏がテクノロジーと政治を融合した流れを「ポリテック」と命名し、自民党内で積極的に推進していく流れを示しました。
以下、進次郎氏の発言を引用します。
”「テクノロジーは無視できない大きな分野になっている。今まで政治の世界で必須の分野は、外交、防衛、経済、社会保障だったが、(以後は)加えてテクノロジーの分野が必要になる・必ず理解しないといけない時代に入った。」”
”「政治とテクノロジーが当たり前に語られる環境をつくれば、政治の世界での意思決定や執行におけるスピードを増し、コストも減る。納税者の負担をなくすことにもつながる。」”
”「可能性は無限大。ポリテックは女性活躍と同じで、多様性の1つ。女性の観点やテクノロジーができることを含めて、意思決定されることが大事だ。」”
また、ポリテックに関して、メディアアーティストの落合陽一氏も「おれたちの国では(これから)人、モノ、カネが減っていく。人、モノ、カネで対処できないものを、テクノロジーが対処する。アプローチとしては筋がいい。」と述べています。
政治とテクノロジーの融合の流れは非常に良いですね。
国会や地方行政などにもどんどんテクノロジーが入って、税金の無駄使いを減らしてほしいと思います。
小泉進次郎さんがポリテックを提唱したという点は、さすがですよね。
「ポリテック」。語呂も良いし、ネーミングセンスも抜群。
流行りそうな気しかしません。
今後10年間で、ポリテックが政治の主要ワードになることは間違いないでしょう。
これらの政治の話題を理解するには、テレビや新聞の情報だけでは絶対に不十分です。
もちろん、ネットの情報だけでも不十分です。
なぜなら、政治の基本的な仕組みをきちんと伝えていないからです。
政治の基本的な部分をすっ飛ばして、上澄みの情報だけが報道されているので、テレビのニュースや新聞を読んでも全体像をよく理解できないのです。
というわけで、政治の基礎・基本を理解したい人には池上彰さんの「政治のことよくわからないまま社会人になった人へ」がオススメです。
この本1冊で、テレビや新聞で話題のニュースが根本的な部分から理解できるようになります。
内容も充実していて読みやすく、教養書にしては比較的リーズナブルな価格になっているので、非常にお買い得だと思います。
ぜひ参考書としてお役立てください!