今日は、学生が開発した「Sophia」というサービスを紹介します。
Sopiaとは?
Sophiaは、専門家に質問でき、質問者もお金を稼げるQ&Aアプリです。現在、ITベンチャー企業の社長など10人に質問可能で、質問でいる専門家の数は今後も増やしていくそうです。
すべての質問・回答を閲覧するには月額980円の「ソフィアプラス」に入会する必要がありますが、最初の2週間は無料で全機能が利用可能できます。
質問者の利用方法
有料の「コイン」を使って専門家に質問ができ、投稿した質問が多数閲覧されたり、ほかのユーザーから「いいね」が付くなど高く評価されると「ボーナスコイン」が付与されます。ボーナスコインは専門家への質問に利用できるほか、換金することも可能です。
回答者の利用方法
回答者は、自分への質問に必要なコインの数を決めることができ、寄せられた質問に答えると「ボーナスコイン」が付与されます。
現時点の回答者(専門家)
現時点で、料理動画アプリ「kurashiru」(クラシル)を運営するdelyの堀江祐介代表や、ネットショップ作成サービスBASEなどを運営するBASEの鶴岡裕太CFO、クラウドワークスの吉田浩一郎代表など、同社が回答者として認めた約10人に質問ができます。
Sophia:まとめ
開発のきっかけは、サービス運営会社ストライドの代表を務める東京大学法学部3年生の舘俊男さんが「ネットには正確な情報が少ない」と感じたからだそうです。
そこで、専門性の高い人から正確な情報を得られるサービスを設計したそうです。
舘さんは、一般的な無料Q&Aサービスは「質問がなかなか出なくなり、コミュニティとして盛り上がりを継続させるのが難しい」と分析しました。そのためSophiaは、質問者にも金銭面でインセンティブを与えることで質問を活性化し、盛り上がりを促進したいと考え、米国の実名制Q&Aサイト「Quora」や、中国のQ&Aサービス「知呼」などを参考に開発したそうです。
まずITベンチャー社長を中心とした「狭くて深い」ジャンルの回答者から初めてコミュニティの盛り上がりを促し、その後、質問できる専門家のジャンルや数を増やしていきたいそうです。
多くのサービスは、開発者が「何か不便だな」と感じたことがきっかけとなって生まれています。
そのため、サービスを開発してみたい人は身近なところに目を向けてみると良いかもしれませんね。
では。
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