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大西健太の雑記ブログ。

<雑記>オーストラリア森林火災とは?分かりやすくまとめてみた!

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今日は、オーストラリア森林火災についてまとめてみました。

 

オーストラリア森林火災とは?

オーストラリアでは南東部を中心に各地で火災が相次いでいて、去年7月からこれまでに日本の面積の半分近くにあたる17万平方キロメートル以上の森林や農地が消失するなど、広範囲にわたって被害が確認されています。

 

これまでに28人が死亡し、住宅2900棟以上が全焼していて、現地の保険協会によると損害額は日本円で1000億円にのぼると推定されています。

 

こうした事態を受けて、日本の自衛隊が国際緊急援助隊として現地入りしているほか、アメリカの消防隊が消火活動に加わるなど各国による支援が本格化しています。

 

原因は何なのか?

オーストラリアでは森林火災は珍しくなく、とりわけ、今回深刻な被害が出ている南東部のニューサウスウェールズ州では10月から翌年の3月にかけて広い範囲で乾燥しやすく、森林火災が発生する危険性が高まります。

 

しかし、これほどまでに火災が拡大している最大の理由は異常気象にあります。

 

オーストラリアの気象当局が2020年1月9日に公表した報告書によると、去年は観測史上最も暑くて乾燥した1年になりました。

 

去年1年間の平均気温は平年より1.5度高い23.3度と過去最高を記録したうえ、平均降水量は277.6ミリと平年よりも40%も下回って過去最少となりました。

 

とりわけ、森林火災が激しさを増した去年12月は、オーストラリアの広い範囲が熱波に見舞われ、各観測地点の1日の最高気温の平均が2日連続で更新されて41.9度に達する記録的暑さとなりました。

 

報告書ではこうした気候の主な要因として、インド洋の東西で海水温が大きく異なる「ダイポールモード現象」をあげています。

 

赤道沿いで西風が弱まるとインド洋の西側に向かって温かい海水が流れる一方、オーストラリアに近い東側では海水温が下がりインド洋の東と西で温度差が生じます。

 

海水温が下がるとそこに下降気流が起き、乾燥した空気がオーストラリアに流れ込みます。

 

雨雲が発生しにくいことで降水量が少なくなるうえ、気温も通常より高くなります。

 

報告書ではこの「ダイポールモード現象」に気候変動が影響を与えていると指摘していて、地球の温暖化が進むにつれてダイポールモード現象の発生も増えるとみられるとしています。

 

 

参考記事

オーストラリア森林火災 さらに長引くおそれ | NHKニュース

オーストラリアの森林火災は、「さらなる気候変動」という悪循環をもたらすのか?|WIRED.jp