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<最新版>北朝鮮問題の本質とは?わかりやすく解説してみた!

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北朝鮮と韓国の南北首脳会談が開かれました。テレビや新聞でも大きく報じられていますね。

 

そこで、今回は北朝鮮問題についてまとめてみました。北朝鮮問題の概要と、問題の本質最新の南北首脳会談の結果についてもまとめてみました。

 

 

北朝鮮問題とは?

北朝鮮問題は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による核兵器の開発および核拡散に関する問題のことです。

 

北朝鮮は、2006年、2009年、2013年、2016年1月、2016年9月、2017年に核実験を実施しています。また、1998年のパキスタン核実験への関与疑惑、1993年以降の核弾頭運搬手段ともなりうるミサイル発射実験、第三国やテロリストへの核兵器技術移転の疑惑、あるいは懸念も持たれています。

 

北朝鮮は機関誌の労働新聞にて2018年2月23日に「私たちの共和国が核を放棄することを望むのは海の水が乾くのを待っているよりも愚かなこと」として核放棄を条件にするいかなる交渉の拒否を表明しています。

 

北朝鮮は世界の求める「北朝鮮の非核化」を相手にせず、アメリカによる韓国への核の傘撤回、最終的に在韓米軍の撤退を朝鮮半島の非核化と呼んで狙っています。

 

問題の本質は、核。

北朝鮮は、これまで長きに渡って核開発への投資とテストを行ってきました。

 

核兵器は非常にやっかいなものです。隣国が持てば、持たざる国はその脅威を真剣に受け止めなくてはならないし、持った国もそれなりの勇気、というより覚悟を持たなくてはなりません。

 

核兵器と呼びますが、核は「兵器」と片付けるには大きな代物です。兵器とは軍事目的を遂行するための「道具」、武器のことですが、核は道具としては大がかりで、一軍隊が管理するものではなく、大概がその管理の頂点に一国の「首長」が座るものです。つまり、「核」は一国の運命を左右しかねない代物であり、その国が持つ最大の「力」となるものです。

 

北朝鮮の核開発費用は1000億円を上回ると言われていますが、それほど費用対効果が望めるということです。世界の嫌われ者で、敵性国家に囲まれている国が、1000億円で世界のどこでも核弾頭を1発撃てる権利を手に入れたら、どうなるでしょうか。

 

1000億円で1つの軍隊を持つより、核搭載ミサイルを1発持つ方がどれだけ「発言力」と「抑止力」を発揮できるかを想像してみて下さい。核はとびきりの切り札なのです。

 

南北首脳会談の結果は?

2018年4月27日に開催された南北首脳会談ですが、核についての本質的な議論はあったのでしょうか?

 

南北首脳会談の結果について、北朝鮮と韓国で共同で出したのが板門店(パンムンジョム)宣言です。南北首脳会談の内容=板門店宣言なので、この板門店宣言について、わかりやすく解説していきたいと思います。

 

板門店宣言では、「完全な非核化により、核のない朝鮮半島の実現という共通の目標を確認した」「北朝鮮の非核化に向けて国際社会の支持と協力を得られるよう積極的に努力する」ということが明記されています。

 

ちゃんと書いてあるなと思うかもしれませんが、良く見ても板門店宣言で書いてあるのはこれだけで、具体的なことには何も触れていません。

 

北朝鮮は、南北首脳会談の前に核実験中止を表明しましたが、すでに持っている核兵器の廃棄には言及していません。

 

板門店宣言でも同じように、北朝鮮が持っている核兵器を廃棄する時期などは何も書かれていないのです。

 

しかも、”目標”という言葉なので、板門店宣言だけ見ると、非核化に向けて”頑張ります”と言っているだけなんです。

 

北朝鮮としては、後に米朝首脳会談があるので、非核化については今回の南北首脳会談ではここまでで、確信の部分は米朝首脳会談を注目するしかなさそうです。

 

 

北朝鮮問題:まとめ

北朝鮮が核を必死で持とうとしてきた理由と、核を持つことが及ぼす影響力の大きさが良くわかったと思います。一方的に、テレビや新聞の情報を受け取るだけでなく、自らそれ以外の色々な情報に触れて、自分の意見を持つことは非常に重要です。

 

北朝鮮問題に関して言えば、問題の本質は核をどうするかなので、南北会談のにこやかな雰囲気でこの問題に好印象を抱いたとしても、それはこの問題の本質ではありません。

 

だから、核についての突っ込んだ議論がまだされていない以上、この問題は現状維持と言わざるを得ません。5~6月に開催予定の米朝首脳会談をじっと見守りましょう。

 

 

 

北朝鮮問題などを理解するには、テレビや新聞の情報だけでは絶対に不十分です。

 

もちろん、ネットの情報だけでも不十分です。

 

なぜなら、政治の基本的な仕組みをきちんと伝えていないからです。

 

政治の基本的な部分をすっ飛ばして、上澄みの情報だけが報道されているので、テレビのニュースや新聞を読んでも全体像をよく理解できないのです。

 

というわけで、政治の基礎・基本を理解したい人には池上彰さんの「政治のことよくわからないまま社会人になった人へ」がオススメです。

 

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