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大西健太のブログ。”現役大学生”が「政治」についてつづります。

マスメディアの役割とは?森友問題をきっかけにマスメディアの歴史について調べてみた!

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最近、森友問題のおかげでメディアの役割について考える機会が多くなってきたので、TVや新聞などマスメディアの歴史について調べてみようと思います。

 

メディアの目的とか政治、経済との関係など細かいところまで書くといつまでたっても終わらないので、今回は超絶ざっくりとマスメディアの歴史という点についてまとめていきたいと思います。

 

 

マスメディアの歴史

マスメディアの歴史は、社会のコミュニケーション範囲の拡大と重ね合わせると考えやすいです。夫婦や家族などであれば、「話す」「表情を見る」といったコミュニケーションですみます。しかし、国家や世界のように人間関係が直接性を失ったとき、社会を維持する人間関係を結ぶために物質媒体が現れます。それがマスメディアです。要するに、コミュニケーション範囲の歴史は、媒体の進化の歴史でもあるということができます。多きく分けて「活版印刷以前」「活版印刷の登場」「ラジオの登場」「テレビの登場」の4つに分類することができます。

 

 

「活版印刷以前」~中世ヨーロッパ~

文字印刷のメディアが登場する前は、広場で演説したり、壁新聞を掲げたり、立て札を立てたり、族長会議を開いたり、文字を手で書いたりと、短時間で広い範囲に話をするのには大変時間がかかっていました。隣の村まで歩いて1日、往復2日、馬でも往復に1日かかっていたので、そういう交通の事情も手伝って、お互いの意識を確認するのに1週間もかかりました。それゆえに、知識、知恵、思想、技術、宗教は非常にゆっくりとした速度で行われていました。手書きの本も存在していましたが、本自体が非常に希少で高価でした。そのため、本に書かれた知識や知恵を実際に知ることのできる人間はごく少数の特権階級だけでした。

 

「活版印刷」~15世紀半ば~

15世紀半ば、大航海時代を経て中国から伝わった活版印刷の技術は西洋で発達していきました。手書きで1冊何年もかかっていたものが、1週間で数百枚、16世紀には1時間で2千ページに及ぶ印刷を可能にしました。活版印刷によって、知識は瞬く間に広がり、本は特権階級のものではなくなりました。活版印刷の登場によって、初めて村と村が手を結び、民衆を作り出しました。歴史的には、ルターによる宗教革命やフランスの市民革命などが活版印刷による成果だと言えます。

 

「ラジオ」~20世紀前半~

20世紀に入り、ラジオが登場してきました。ラジオ・テレビなどの電波メディアは、地理的要因とスピードに制限を受けた人間関係を劇的に拡大しました。電波メディアの特徴は3つあります。1つ目は、読み書きを必要としないという点です。読み書きの能力は、都市生活の市民となるためには必要ですが、中世のような田園社会においてはあまり必要とされていない能力でした。そのため、文字を読む必要のある印刷メディアより、言葉を聞くだけで済むラジオの方が「文字を読む」必要がない分、情報の入手が簡単になりました。2つ目は、電波の届く範囲に制限はありますが、持ち運びを必要としないという点です。印刷メディアはその印刷物を何らかの手段で配布しなければなりませんが、ラジオは受信機ひとつあれば情報自体は電波に乗って容易に地理的要因を克服します。そのため、馬車や鉄道で紙を運ぶ必要がなくなりました。3つ目は、受信機さえあれば同一の情報を多数の人間が制限なくきくことができるという点です。ラジオ受信機は、当時高価なものでした。しかし、時の政府はその情報の伝達力に目をつけ、各街角に主に政治宣伝に利用するためにラジオをおきました。そのため、大都市1市から複数都市への結びつきへとコミュニケーション範囲は拡大されていきました。このようにして、ラジオを初めとする電波メディアは、瞬く間に市民生活に広がっていきました。

 

「テレビ」~20世紀半ば~

20世紀半ばになると、テレビが登場してきました。テレビは衛星中継の技術と合わさり、コミュニケーションの範囲を無限ともいえる段階まで拡大しました。衛星中継によって私達は、地球の裏側の出来事に関してもまさにその時間に知ることができます。それだけでなく、地球の外、月の表面の映像までも知ることが出来ます。その結果、スピードと地理的要因は完全に克服されました。しかし、これはラジオについても同じことが言えます。テレビの最大の特徴は、一度に伝えられる情報量の差にあります。ラジオや活版印刷が「言語」を「理解する」コミュニケーションであるのに対して、テレビは「映像と音」を「感じる」コミュニケーションなのです。言語で「理解する」から人間が本能で持っている「感じる」部分に踏み込んだため、テレビは圧倒的にわかりやすく情報を伝える媒体になりました。最近では、この映像による人間関係を逆手にとって、自国の政治宣伝へと利用する国も出てきました。

 

番外編「インターネット」~20世紀後半~

インターネットは、マスメディアという軸では説明できないメディアです。しかし、コミュニケーション範囲の拡大という意味において、現在では欠かすことが出来ない存在です。インターネットは従来のメディアと違い、情報を発信する側に制限がありません。そのため、自分がいつでも送信者になれるという点で完全に自由です。

 

 

マスメディアの歴史:まとめ

ボクは、生まれたときからマスメディアの影響を大きく受けているので、それらの歴史を振り返ってみて、改めて人類の進歩はすごいなと思いました。それと共に、インターネットの出現によってマスメディアの未来はどうなっていくのかという点について予想するのも面白いなと思いました。

 

ネットの出現で、テレビは完全にオワコンになるなと思っていたのですが、今は全盛期よりは落ち込んでいますが、まだまだ元気ですよね。

 

森友問題がきっかけでメディアの歴史に興味を持ったので、政治と経済とメディアの関係についても少しずつ触れて行けたら良いなと思います。

 

では。

 

参考にさせて頂いた資料

マスメディアの歴史